2010/05/14

SUPER Number is 5!!!!!

幼稚園のときの夢は「スーパーの5番レジのおねえさん」。
夢は他にもたくさんあったのだけど
他の子の違う夢だったら
何でもよかったんだと思う。

大学の頃、デパートだったけど
「レジのおねえさん」というバイトは
3年間もやっていた。
わたしのちっちゃな夢は
そんな形で少しだけ叶っていたからか
そのことをたまに思い出す。
下町なのにオフィス街という家の近くには
スーパーらしいスーパーがなくて
スーパーへ行くことは
こどものわたしにとって特別ワクワクすることだった。

それと同時に
大好きな数字はいつだって「5」である。
昭和55年生まれ。5階育ち。母の誕生月。
自分にまつわる「5」なんてそれくらいで
特別扱いできるような理由もないのだけど
とにかく気がついた時には「5」が好きな女の子だった。

スーパーのレジには
だいたい番号がふってある。
どんなに並んでいようが
わたしは5番レジにしか並ぼうとしなかった。
5番レジが閉まっていたりした時はがっかりした。
母はさぞかし困ったことだろう。

学生の頃
友達と電話で長々、数字について話したのを覚えている。
その電話で「5」という数字の美しさを再発見した。
曲線のラインと絶妙な角度の角で織りなす
数字の中で唯一の美しいコンビネーション!
「5」の造形の美しさに気付き
わたしはさらに「5」が好きになった。

昨年、わたしに縁のあった数字は「4」である。
会社を辞めてわたしが買った仕事に必要な
ソフトは「Adobe CS 4シリーズ」
ペンタブレットは「intuos 4」
去年買った雑誌も4号に出くわすことが多かった。
『QUOTATION』『NEW WORK』『apartamento』
『SNEEZE』なんてゆう
ポスター代わりに買ってみたカナダのスケートマガジンも。
年末に買った『球体』も4号だった。
その『球体』の表紙には
“止まっているものはいつまでも止まっていようとする”
裏表紙には
“運動している物体はいつまでもその運動を続けようとする”
と書かれている。
なんだかその言葉が
その時のわたしを象徴しているような気がして
すこし嫌だった。
フリーになったというものの
立ち止まろうとしていたかもしれない。
運動なんていつだって嫌いだし。
4号で良かったなぁなんて思った。
「4」の次は大好きな「5」である。
あらゆる「4」が過ぎ去って
「Adobe CS シリーズ」はこの前「5」が発売。
『QUOTATION』なんかは去年のうちに5号が出て
いまや7号が発売されている。

そんなことを思っている今は5月。
わたしがフリーランスになって
ちょうど一年経った。
期せずして
わたしが何かをはじめる時は
5月だということに気がついた。
ひとりで仕事をはじめたのも5月だけど
実家を出たのも5月だった。

世間では4月が始まりだけれど
わたしにとっての始まりは5月なんだなぁって。
気付いた時は、うれしかった。
人より一歩遅れているということかもしれないのに。

たぶん「Adobe CS シリーズ」は
「5」にアップグレードしないだろうけど
目の前の「4」が過ぎ去った後だから
わたしはこれからなにかがはじまるのかなぁなんて
思ったりしている。

なんて、4の5の言わずに
何でもやりゃあいいだけのことなんだけど。
「スーパーの5番レジのおねえさん」ならぬ
「スーパー5番好きのおねえさん」としてはね。